ラミネート名刺を使用して差をつける

ビジネスにおいて盛んな名刺交換、しかし紙の名刺ということでどうしても不便がでてしまいます。しかし対面で名刺交換をする文化はまだまだ多いもの、そんな時に便利なラミネート名刺についてご紹介いたします。

ラミネートの効果って？

ラミネート加工、中には家でできるラミネート機を持っている人もいるものです。そしてこれは名刺の加工にもとってもおすすめなものとなっています。ここではそんなラミネートについてまずはご紹介いたします。ラミネートとはアルミ箔やフィルムなどの薄い材料を用いて貼り合わせ、層を作る加工法をいいます。これはホームセンターでも機械が購入可能、一緒にフィルムも売っているので自宅でも簡単にできます。

その時よく利用されている加工方法はパウチ加工といって、フィルムで挟みこんで発熱する機械に通してそのまま接着する方法、フィルム同士が貼り付いて紙を包みます。またコールドラミネートという片面加工の方法もあるなど、ラミネート加工にも二種類の方法があるのです。そしてこれらの用途ですが、まずは片面加工のコールドラミネート、これは糊のついたフィルムを圧着させる方法となっており、ローラーでの加工です。主な用途が屋外で使用されるポスター、写真を大きく印刷したポスターなど、鮮明さをそのままに保護したい、という目的で利用されることが多いです。

次にホットラミネート、これは両面加工をするもので、コールドラミよりも高い耐久性があります。そのため水を使用するような場所でも活用が可能、飲食物や飲み物を置いてしまいがちな居酒屋の卓上メニューにも活用されています。また耐水性により適したポスターを作るときもこのホットラミネートを使用されているケースが多いです。またこのラミネートは使用するものによって質感を変えることも可能です。主に使われているのはグロスら三、これは光沢を帯びていてつるつるとした表面が特徴的です。

これを使用すると色がより鮮やかに見えるようになり、明るい配色のデザインはより映えるようになります。次にマットラミ、これはマット加工されたもので、落ち着いた雰囲気を出すのに適しています。高級感が出やすく、グロスラミがカジュアルならこちらはラグジュアリな印象がでるのです。チープに見えてしまうかも？と思う場合や、またデザインも落ち着いたものだったりする場合はこのマットラミを利用することでイメージ通りの仕上がりになることがあります。

ラミネート加工の方法や種類はおおまかにわけてこれだけになりますが、ここに抗菌加工を施すなど、各社で工夫を凝らされているようです。そのため、その印刷会社によって内容が異なりますので、自分のイメージにマッチした加工、印刷をしてくれるところに任せるのがおすすめです。そしてそんなラミネート加工は名刺に施すことが可能！前述したグロスラミ、マットラミを上手く使いこなしてラミネートのメリットを最大限活かした名刺作りができます。

ラミネートの良さはこんなところにある

ラミネート加工は特殊加工なので、普通の名刺を作るよりも料金があがります。しかしそれでもラミネート加工を選ぶ、というのはそれを払ってでも得たいメリットがあるからです。ここではラミネート加工において得られるメリットについてご紹介いたします。まずラミネートはなによりも耐久性があがる、というところが特徴です。紙だけの場合よりも、加工して層ができた物の方が折れにくく破れにくいです。普段持ち歩くときも、渡した後も丈夫な方が何かと便利なことが多いです。そして次に耐水性、これは特にホットラミが優れており、誤って名刺の山に水をこぼしてしまった場合でもラミネートしていれば拭くだけでまた使用することができます。これは紙だけの場合ですとできないもの、しっかり密封されていますので、多少水がかかったところで問題ないのです。

あまり水をかけてしまう、というシーンはイメージにないかもしれませんが、普通に持ち歩いているだけで水分の影響を受けてしまうことがあるのがこうした名刺、汗や梅雨の時期の湿気などの影響で、名刺がふやけてしまった経験がある人は是非ラミネートの使用をおすすめいたします。ふやけてしまった名刺を取り引き先に渡すのは気が引けますが、あらかじめ加工されているラミネート名刺の場合はそうした心配なく、いつでも綺麗な状態で渡せるのです。そして最後に、なによりも見た目が綺麗なのがラミネートのよさです。グロスラミの場合カジュアルな名刺によく似合いますが、間違えてしまうとチープな名刺に見えてしまうこともあります。ですがマットラミを使用することでそれは防ぐことが可能、美しく高級感ある名刺に仕上がるのです。

カジュアルさはそのままにしておきたい場合はグロスラミを使用、グロスラミは色が鮮明になりますので、原色系を使用している名刺に特に映えます。名刺をラミネート加工することで高級感を増すことが可能、人の印象は最初の六秒で決まるといわれており、その六秒の中で出番があるのは名刺です。その名刺を美しく仕上げておくことでより印象がよくなります。扱いやすくなる上に綺麗に仕上がるラミネート名刺、価格が高くなる、とされていますが企業努力により100枚刷っても1000円以内でおさまる会社もあります。この料金なら誰でも手が出しやすく、活用しやすいです。また同時にポイントカードや割引券などの製作も可能で、名刺を依頼するついでに必要なものを発注することができます。またラミネート加工だけではなく、角丸加工などより配慮のきいたものを発注することが可能、そしてデザインに自信がない場合でも専任デザイナーが名刺のデザインをしてくれるため安心して任せていただけます。

オンデマンド、オフセットとは

名刺の印刷でもよく見かけるこの二つの言葉、同じ印刷ですが全く異なる方法で仕上げられています。そしてそれぞれに特徴がありますので、自分が欲しいと思っている名刺はどちらで作ればいいか、というのを知っておくことで考えることができます。まずはオフセット、これは版を作って印刷していく方法で大ロットを得意としています。また発色が美しく、オンデマンドと比べてツヤも抑えた美しい出来栄えになります。インクのツヤを抑えて美しい仕上がりにしてほしい、という場合やたくさん必要な場合はこちらがおすすめの傾向にあります。

そしてオンデマンド、これはデジタル印刷での出力で、版を使用しないので小ロットからでも印刷が可能、また納期についても短く済みます。オフセットと比べると印刷に粗がある、というのがデメリットではありますが、近年オンデマンドに力を要れている印刷所も多いので、綺麗な仕上がりになるところが増えています。安定した美しさと大量印刷を求めるのであればオフセット、短い納期で小ロットを求めるのであればオンデマンドがおすすめです。尚いずれも勿論ラミネート加工が可能！最初の挨拶の印象を決める名刺を是非ラミネートで印刷がおすすめです！

また同時にロゴ制作なども可能、自分のお店を持ったのでそのための名刺を作りたいけれど、ロゴ制作スキルがない……そんな時はロゴ制作も一緒に依頼が可能です。名刺といった些細なものでも、いざ作るときはとても大変！それらを全部丸投げしてハイグレードな名刺作りが可能です！